林芳正官房長官は5日の記者会見で、オーストラリア政府が海軍の新型フリゲート艦に三菱重工業が開発した「もがみ型」護衛艦を採用すると発表したことについて「豪政府の決定を歓迎している」と述べた。
今後、日豪で11隻を共同開発し、豪州に移転することになるとした上で「我が国の高い技術力への信頼や自衛隊と豪軍との相互運用性の重要性が評価された証しであり、特別な戦略的パートナーである豪州との安全保障協力を更なる高みに引き上げる大きな一歩となる」と語った。
最終的な契約の締結は2026年初めを見込んでおり、正式に決まれば、これまでで最大規模の完成品の防衛装備品の輸出となる。【竹内望】
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