「お宅の孫が出ているよ」の電話に祖父母が困惑 夢だった朝ドラ出演のすさまじい反響 「ニコラ」出身俳優が目指す「また会いたいと思わせる人」

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「鹿児島の祖父母が困惑していました」

2024年放送の連続テレビ小説『虎に翼』出演の反響を振り返るのは、俳優の川床明日香(23)。主演の伊藤沙莉演じる寅子の娘・佐田優未を演じた。

魚屋さんからも

夢だった朝ドラ出演。周囲からのリアクションは想像以上だった。

「鹿児島の祖父母は喜ぶと同時に困惑していました。『御宅の孫が出ているよ』と電話がかかってきたり、近所の魚屋さんから声をかけられたりしたそうです。『孫が出ていると自分たちから言っていないのになぜ…』とビックリしていました」と笑う。

街中でファンから声をかけられるときの肩書もガラッと変わった。

「今までは、『nicolaの明日香ちゃん!』だったものが、朝ドラ出演以降は『虎に翼、観てました!』と言われることが増えて新鮮です。幅広い世代の方々に観ていただけていたことを肌で感じました」

2014年に第18回ニコラモデルオーディションでグランプリを受賞。13歳から4年半『nicola』専属モデルを務めた。

「『nicola』の4年半があったからこそ今の私がある。何か一つに絞って話せないくらい、ありとあらゆる面で人としての学びを得ました。お芝居の仕事において、意識せずとも自分がどこをどのように撮られているのか感覚的に理解できるのも『nicola』のモデル経験があったからです」

目標は「また会いたい」

『nicola』からは蒼井優、新垣結衣、のん、川口春奈、清原果耶ら人気・実力を兼ね備えた人材が多く巣立っている。“nicolaイズム”のようなものがあるのか。

「“nicolaイズム”はわかりませんが、目標にしたくなる先輩方が多いという事は魅力の一つかもしれません。出身の先輩方が頑張っているからこそ、次は自分も!と頑張れるので」

8月1日には出演作『長崎―閃光の影で―』が公開。原爆投下後の長崎で医療活動に従事する看護学生を熱演する。朝ドラ出演に続き、印象的な姿を観客の目に焼き付けること必至。俳優として『nicola』の先輩に追いつけ追い越せの活躍が期待できそうだ。

「どんな俳優さんになりたいですか?という質問に対して、朝ドラ出演前は上手く答えられませんでした。でも『虎に翼』で伊藤沙莉さんらのように『また会いたい!』と思わせてくださる方々に囲まれたことで、私自身また会いたいと思ってもらえる人になりたいという目標を持つようになりました。俳優としても人としても、そして視聴者や観客の皆さんにもそう思ってもらえるような俳優を目指していきたいです」と意気込んでいる。

【川床明日香プロフィル】
かわとこ・あすか 2002年7月10日生まれ、福岡県出身。2014年、第18回ニコラモデルオーディションでグランプリを受賞(総勢11,256人)。雑誌『nicola』の専属モデルを4年半務め、CM「積水ハウス」で注目を集める。近年の出演作品は、『沈黙のパレード』(22)、短編映画『実家』(24)、ドラマ「先生さようなら」(NTV)、連続テレビ小説「虎に翼」(NHK)、「外道の歌」(DMM TV/すべて24)、『室町無頼』(25)、舞台「こまつ座 第153回公演『フロイス-その死、書き残さず-』」(25)など。

(まいどなニュース特約・石井 隼人)

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