いとうあさこ、25年前の “超過激番組” 秘話に令和世代ドン引き…コンプラ時代に、もはや放送も不可能

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 8月4日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に、芸人のいとうあさこがゲスト出演。そこで明かした『進め!電波少年』(同)のエピソードが話題となっている。

 

 いとうは25年前、30歳のときに『電波少年』の「15少女漂流記」に出演。15人の若い女性がタイの無人島に送り込まれ、自力で脱出するという過酷な企画だった。

 

 まだ芸人としてブレイク前だったいとうは、人気番組からのオファーに「もしかして、これで売れるのかと一瞬思いました。猿岩石さんとかドロンズさんとか、みんないってたから」と期待して出演。15人のなかで最年長で、ニックネームは「おかん」。15人のなかには、森三中・黒沢かずこの姿もあった。

 

 

 だが、番組スタッフが島にやってくるのは週に1回、収録したテープを回収するときだけ。食料も与えられず、島に生えていたイモや海のものを獲って食べるのみ。いとうは海で魚を獲ったが、いつも飢えに苦しんでいたという。

 

 島を脱出するために組んだ筏(いかだ)も、1回めは漕いでいる途中にバラバラになり、2回めは夜の間に海に流された。あまりの過酷さに、脱落するメンバーが相次ぎ、残ったのは8人。そして企画開始から半年後、3回めのチャレンジでようやく脱出に成功した。

 

 スタジオには、当時一緒に参加したメンバーが集結し、当時の裏エピソードが次々と明らかに。空腹感をまぎらわせるため「お尻の穴コンテスト」を開催し、互いのお尻の穴を見せあったこともある。

 

 また、あるとき知らない船が島から見えて、「助けて!」と叫ぶと船が近づいてきたが、あとから聞くとその船は海賊船で、そのときちょうどやってきたスタッフたちが撃退したこともあったという。

 

 Xには、

 

《もう25年かぁ。あんな企画、今じゃ絶対放送出来ひんわ。あの番組自体無理やろなぁ。テレビが面白い時代やった》

 

《いやあ、15少女漂流記懐かしいな!電波少年の企画、今じゃほぼコンプラ引っかかるから無理だろうね(笑)》

 

 など、当時を知る人たちの声が多数。また、『電波少年』を知らない人から

 

《電波少年世代じゃなくて見たことないんだけどだいぶすごいことやってたんだな》

 

《電波少年ってこんな企画やってたの?普通にヤバくないかね?》

 

 という意見も多い。

 

「『進め!電波少年』は1992年から2002年まで放送された伝説的バラエティ番組です(1998年からは『進ぬ!電波少年』に改題)。

 

 アポなし、突撃、ヒッチハイクなど体を張った過激な企画が売りで、猿岩石の『ユーラシア大陸横断ヒッチハイク』や、なすびの『懸賞生活』なども話題を呼びました。

 

 とはいえ、当時から人権を無視しているなどの批判も多く、令和の時代にはコンプライアンス的に制作することは不可能でしょう」(芸能記者)

 

 売れるために過酷な企画に挑戦したいとうだったが、その目論見は外れ、ブレイクするのはそれから10年後のことだったーー。

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