「アンパンマン」を生んだ漫画家やなせたかしと、小松暢(のぶ)の夫婦をモデルに描くNHK連続テレビ小説「あんぱん」。4日に初登場した作曲家いせたくや役をロックバンド「Mrs. GREEN APPLE」のボーカル、大森元貴が演じている。放送に先立ち、7月の取材会に登壇した大森は「18歳でデビューした当時のフラストレーションや希望を思い出し、共通項を探った」と話した。
いせたくやは、やなせ作詞の「手のひらを太陽に」をはじめ、CM音楽や映画、テレビの劇伴音楽など生涯で1万5000曲以上を手がけた、作曲家いずみたく(1930~92年)がモデル。いずみへのシンパシーを問われた大森は「純粋に人を明るくさせようとするところは、根幹として通じる部分かな」と語った。
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