10代の「マイナビ 閃光(せんこう)ライオット2025 produced by SCHOOL OF LOCK!」が7日、東京・Zepp DiverCityで行われた。
乃木坂46賀喜遥香(23)と井上和(20)が、応援アンバサダーを務め、開会宣言。ギターを持って登場した賀喜が「自分だけの音楽を届けてくださった全ての皆さんに、その挑戦に、心からの敬意をささげます」とあいさつすると、井上は「このイベントは全員が主人公です。勇気を出して音源を送ってくれたあの人も、震える手で楽器を鳴らしてくれたあの子も、配信を見てくれているあなたも、全員が主人公です」と続けた。最後に2人で「それでは始めます! マイナビ閃光(せんこう)ライオット2025!」と叫び、会場を盛り上げた。
同フェスの出場条件は応募時に10代であることで、現在20歳のメンバーも出演が可能。応募総数3129組から選考を勝ち抜いたファイナリスト9組のうち、東京都出身の4人組バンド「めっちゃ美人」がグランプリを獲得した。
結成から半年を過ぎたばかりの新星で、ロックを基本にしつつも和太鼓を取り入れる曲も披露するなど、個性派として会場を沸かせた。
ボーカルの久場莉己(20)は「うれしいです、とにかく。優勝にこだわらずに楽しむことを一番に臨んだ。一番良い結末でほっとしている」と率直な感想を話した。トップバッターで出演し、見事に頂点に。自身のステージ後に8組の演奏を見て「自信がなくなった」と明かすも、堂々の受賞となった。今後の目標を聞かれると犬塚瑛慈(20)は「月でワンマンライブをしたい」ときっぱり。久場が「目の前においしそうなことがあっても見極めて、身の丈にあったことを」と続き、手堅く1歩ずつ進んでいく。
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