全国高校野球選手権大会は第4日の8日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で1回戦があり、済美(愛媛)は東洋大姫路(兵庫)に3―5で敗れ、7年ぶりの初戦突破はならなかった。
済美・田坂僚馬監督の試合後の主な談話は次の通り。
済美・田坂僚馬監督
相手打線との力関係を比べれば、うちの投手は丁寧に自分の投球を貫いてくれたと思います。相手先発の木下(鷹大)君は本調子ではなかったように見えましたけど、直球の質も高かったですし、中盤に変化球中心の配球に切り替えられてからはうちの打線がしんどくなってしまいましたね。
<投手起用について>
(先発の)田河(悠斗)は理想は3回、打者一巡ぐらいを投げて、その先はいけるところまでとは思っていました。四死球さえなければ(より長い回を)、とは考えていたんですけど、結果的にそこからの失点が今振り返ると重かったですね。
<先攻の試合だった>
試合前に(先攻後攻を決める)じゃんけんで勝って先攻にしました。力関係は相手の方が上だと選手たちも言っていて、初回からとにかく先に点を取りたいという狙いでした。
<2022年に監督に就任してからは初の甲子園。元済美の監督で春の優勝に導いた上甲正典さんの下で一時コーチをしていた>
上甲さんにはこちらに出発する前日、(上甲さんの)娘さんと一緒にお墓参りをさせていただいて、頑張ってきますとあいさつをしてきました。甲子園であれだけ勝たれた監督なので、「これが甲子園だぞ」と、厳しい言葉をいただいているんじゃないかなと思います。
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