来春朝ドラ『風、薫る』第3次キャスト14人を発表 常連&初出演の豪華な顔ぶれ

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 俳優の見上愛、上坂樹里がW主演を務める、2026年度前期のNHK連続テレビ小説『風、薫る』の第3次キャスト14人が発表された。

 物語は、大関和さんと鈴木雅さんという2人のトレンドナースをモチーフに描く、考え方もやり方もまるで違う2人の主人公のバディドラマ。同じ看護婦養成所を卒業した2人が患者や医師たちと向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長し、やがては“最強のバディ”になっていく姿を描く。明治という激動の社会を舞台に、ちょっと型破りな2人のナースの冒険物語となり、それぞれ生きづらさを抱えた2人の女性が、当時まだ知られていなかった看護の世界に飛び込み、傷ついた人々を守ために奔走し、時に強き者と戦っていくストーリー。

 水野美紀が演じる一ノ瀬美津(いちのせ・みつ)は、主人公・りんの母。那須にあった小藩の旧藩主の一族として生まれた。農家になり、明治を迎えても気位の高さは失っておらず、いざという時には自らなぎなたを振るう豪胆さをもつ。一方で新しい物好きな一面も。

 早坂美海が演じる一ノ瀬安(いちのせ・やす)は、りんの2歳下の妹。やがては良家に嫁ぎたいと思っている。家族の動向を冷静に見ている。

 小林隆が演じるは、中村義正(なかむら・よしまさ)りんの父・信右衛門に仕えていた元陪臣。明治時代になり、一ノ瀬家からは暇を出されたのち、栃木県の役人となる。一ノ瀬家には足しげく通い続けている。

 小林虎之介が演じる竹内虎太郎(たけうち・こたろう)は、りんと同じ村の生まれで、元足軽だった竹内家の長男。りんとは幼いころから気を許せる仲ではあるが、育ちの格差を痛感している。

 つぶやきシローが演じる竹内之宣(たけうち・ゆきのぶ)は、元足軽で明治時代になって農家に。今でも一ノ瀬家に対しては恭しく接する癖が抜けない。

 岩瀬顕子が演じる竹内栄(たけうち・さかえ)は、竹内家を支えるパワフルな母親。いざという時に頼りになる存在。

 三浦貴大が演じる奥田亀吉(おくだ・かめきち)は、りんが住む村の隣町で明治時代になって運送業をはじめ、一代で財を成した。老舗の店主たちからは冷ややかな目で見られている。

 根岸季衣が演じる奥田貞(おくだ・さだ)は、亀吉と二人三脚で奥田屋を大きくしてきた自負がある。周囲からの成金扱いに嫌気がさしており、家柄を手に入れたいと一ノ瀬家に縁談を申し入れる。

 原田泰造が演じる吉江善作(よしえ・ぜんさく)は、キリスト教の牧師で4年前に直美を引き取って以来、直美をそっと見守ってきた。自立したい直美の意思を尊重して別々に暮らしているが、常に直美のことは気にかけている。


 北村一輝が演じる一ノ瀬信右衛門(いちのせ・しんえもん)は、主人公・りんの父那須地域にあった小藩の元家老。明治維新前に家老職を辞して農家になり、役人への誘いがあっても断り続けている。穏やかな性格で、りんと安に「自分で考えること」を教えてきた。

 そのほか、大島美幸が演じるうなぎ店の女将、 義達祐未が演じる和菓子店の女将、ザ・たっちのたくや・かずやが演じる柴田屋・松永屋が登場する。

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