深刻な女性トラブルが発覚し、今年1月をもって芸能活動を引退した中居正広(52)の有料ファンサイト「中居ヅラ あの子たちに…、」(以下、「中居ヅラ」)が、いよいよ8月18日に完全クローズする。
2022年4月にオープンした同サイトは、月額料金100円という安さで話題になった。中居ファンの40代女性が語る。
「一般的なファンクラブの年会費って5000円くらいだと思うんですが、『中居ヅラ』は入会金1000円、月額100円×12で年会費1200円という破格の安さでした。
何かのチケットに優先的に応募できたり、会員向けのイベントが開催されるといったことはなく、写真や動画が公開されるだけのシンプルな作りだったので、あまり高額な価格設定にするのは気が引けたのかもしれません。中居くん自身がバラエティ番組で、『最初は10円だったけど、振込できないので、管理会社の人に“せめて100円から”って(言われた)』と明かしていました」
すでに『中居ヅラ』の新規入会は停止しており、既存会員への返金対応が着々と進められている状況のようだ。前出のファンが語る。
「8月初めに返金対応事務局から定額小為替証書が届きました。驚いたのが、普通郵便ではなく、ゆうパックで届いたことです。ゆうパックは30万円までの保障がつき、手渡しで配送される手厚いサービスですが、そのぶん値段は高くつきます。割引制度や配送先で値段は変動しますが、700円程度はかかるでしょう。
しかも内側にプチプチがついたクッション封筒だったので、『どれだけ手厚いんだ!』と驚きました」
ファンクラブに入会したタイミングにより、この女性の場合は、1100円の返金があったそうだが、「数百円の返金だった友人もゆうパックで届いた」と語る。
「『たいした金額じゃないし、わざわざ返金してくれなくても……』と内心思っていたので、予想以上に丁寧な対応で驚いています。
返金にあたって、サイトの問い合わせフォームに住所を入力する必要があったのですが、『返金作業だけで赤字だろうし、中居くんを少しでも応援したいから、“返金不要”の意味を込めて入力はしないでおく』と表明するファンもいました。
今となっては、自分もそうしたほうがよかったのかもと後悔しています。定額小為替証書の発行手数料や、発送作業を行うスタッフの人件費もありますしね」
『中居ヅラ』の手厚い対応に恐縮しながらも、このファンは、「ひとつ残念なこと」があったと嘆く。
ファンが嘆いた「残念なこと」
「封筒の中には、定額小為替証書しか入っていませんでした。『中居ヅラ』が完全クローズする2025年8月18日は、中居くんの53歳の誕生日ですし、紙1枚でもファンに宛てたメッセージのようなものがあればよかったのに……と、少し寂しく感じているのが本音です」
何名分の返金作業を行ったのか、返金作業は全て完了したのか、会員向けのメッセージを同封するアイデアはなかったのかなど、『中居ヅラ』に問い合わせたが、期限までに回答はなかった。
なお、『週刊文春』最新号は、中居とトラブルになったX子さんの代理人弁護士が作成し、中居に宛てた“通知書”に書かれていた内容として、X子さんが受けた被害の内容を報じている。一方で、中居の代理人弁護士は、「出所自体や真偽も不明なもの」などと反論し、双方の言い分はいまだ対立したままだ。
騒動が長引くなか、中居はどんな思いで53歳の誕生日を迎えるのか。
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