4人組ロックバンド「感覚ピエロ」が25日、公式サイトを更新。10月に行われるツアーをもって解散すると発表した。
バンドの公式サイトを通じ「突然のご報告となりますが、感覚ピエロは2025年10月に開催されるワンマンツアー(全4公演)をもちまして、解散することとなりました。これまで私たちの音楽を支え、愛してくださったファンの皆さま、そして関係者の皆さまには、心より感謝申し上げます」と発表した。
解散の理由について「メンバーそれぞれが自らのこれからと真剣に向き合い、何度も話し合いを重ねた結果、「活動休止」ではなく『解散』という決断に至りました」とし、「このような形でのお知らせとなってしまったことを、心よりお詫び申し上げます。そして、これまで温かく見守り、力強く支えてくださった皆さまに、あらためて深く感謝いたします」とファンに感謝した。
そして「残された時間は限られていますが、感覚ピエロとして最後の瞬間まで、私たちらしく、全力で音楽と向き合ってまいります。どうか最後まで、変わらぬご声援を賜れますと幸いです。これまで感覚ピエロを愛してくださったすべての皆さまへ。本当に、ありがとうございました」と呼びかけた。
感覚ピエロは2013年7月に大阪で結成。バンド名は小説家・伊坂幸太郎の作品「重力ピエロ」が由来。大手レコード会社に所属せずに活動する中、2017年公開の映画「22年目の告白―私が殺人犯です―」の主題歌「疑問疑答」や日本テレビのドラマ「ゆとりですがなにか」の主題歌「拝啓、いつかの君へ」などを手掛け、中毒性の高い音楽やライブで人気急上昇。同年にはエイベックス・ベンチャーズの出資第1号アーティストとなるなど、業界でも期待度の高いバンドだった。
「感覚ピエロ」電撃解散発表 10月ツアーもって12年の活動に幕 ドラマ、映画主題歌も手掛けた実力派
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