「あんぱん」のぶと見つけてみい!東海林編集長“はなむけの言葉”嵩&ネット涙「惚れてまう」高知新報ロス

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 女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は28日、第86話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。

 第86話は、柳井嵩(北村匠海)と気持ちを確かめ合ってから3カ月後。若松のぶ(今田美桜)は薪鉄子(戸田恵子)の選挙運動のため高知へ。しかし、世良則雄(木原勝利)から与えられた嵩との会話の時間は、30秒だった。2人は遠距離恋愛に。会えない日々が続き、さらに2カ月。嵩が突如、ガード下に現れる…という展開。

 嵩は高知新報を辞め、上京した。

 嵩「地震の時、編集長たちが被災地で取材に駆け回っているというのに、自分はうちで眠りこけていました」「あの時に、自分は記者失格だと思い知らされました。自分で書いた記事も簡潔にまとめることもできず…」

 東海林明(津田健次郎)「本当のことを言え。のぶと一緒になるためやろ」

 嵩「本当に、申し訳ありません」

 岩清水信司(倉悠貴)「抜け駆けはひどいやんかあ。うやらましい」

 小田琴子(鳴海唯)「のぶさん追い掛けて東京行くがですか。この幸せ者」

 東海林「のぶと一緒になるがやったら、仕事よりも大変な使命がある」「入社試験で、戦争について聞かれた時、おまえはこう言いよった。例えば、自分が正義だと思っていても、相手の立場になれば、自分は悪になってしまう。何が正しいのか、逆転しない正義とは何か」「のぶも同じようなこと言いよった。おまえとのぶは、性格も行動力も正反対や。けんど、根っこのところが似ちゅうがかもしれんにゃ。何年かかっても何十年かかっても、2人でその答えを見つけてみい!分かったな」

 東海林のはなむけの言葉に、嵩は涙。伝え聞いたのぶは「嵩、2人で見つけようね」。2人は誓い合った。

 第59話(6月19日)、柳井清(二宮和也)の「おまえは、父さんの分も生きて、みんなが喜べるものを作るんだ。何十年かかったっていい。あきらめずに、作り続けるんだ」と同様のエール。やなせ氏が絵本「あんぱんまん」を上梓したのは1973年(昭和48年)。その後押しになりそうだ。

 SNS上には「編集長のはなむけの言葉に涙」「カッコよすぎる」「嵩、いい上司と仲間に出会えたね(涙)」「惚れてまうやろ」「東海林編集長、琴子さん、岩清水さん、素敵な方ばかり。月刊くじらチーム大好き」「新聞社のみんなは、これでおしまい?蘭子を入社させて話を続けてほしいぞ」などの声が相次いだ。

 やなせ氏は1946年(昭和21年)、高知新聞社に入社。先輩記者の暢さんと出会う。1947年(昭和22年)、暢さんを追って上京。史実ベースの展開となった。

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