10日放送の日本テレビ系「おしゃれクリップ」(日曜・午後10時)に、作曲家・演出家でもある歌手の椎名林檎が登場。「何も隠し事はございません」と語るその半生や、知られざる子育ての様子を、椎名の幼少期や現在のプライベートをよく知る人物たちからのメッセージを交え明かされる。
番組では、椎名や番組MCの井桁弘恵の母校である福岡市立百道中学校を訪問。変わらない校舎の風景と、椎名の恩師たちが次々に登場する。当時から椎名の“表現力はピカイチ”だったという恩師は、最初に出会った時の思い出や、卒業後も変わらない椎名の優しさを感じたエピソードを披露。そして椎名本人は、先生たちから受けた刺激と、アーティストの道を歩むようになったきっかけのエピソードを語る。
さらに、中学時代の同級生へのインタビューでは、当時と今とで椎名の変わったところや、現在の母としての椎名の姿が次々と明らかになる。そして、同じ中学校で1学年後輩の俳優・山口紗弥加は、公私にわたって仲が良い間柄だからこそ知る、椎名の母そして妻としての一面について言及する。
すると椎名は「いつも2人一緒」だと称されるほど仲の良い夫婦生活について、笑いの絶えない日常の様子を語り、井桁は思わず“キュンキュン”と心を躍らせる。
22歳の時に長男を出産し、母となった椎名。人気絶頂の中での出産には秘めた思いがあったという。スターダムを駆け上がるなかで抱いた、流れを止めるための決断と、それでも再びステージに立つきっかけとなった出来事…。「辞めよう」とすら思った仕事に、改めて向き合った真相とは。
最後に番組では、椎名が“尊敬するアーティスト”としてその名を挙げる、“ベンジー”ことBLANKEY JET CITY・浅井健一からのメッセージも紹介。浅井が、世に出たばかりの椎名に抱いた強烈な印象と、現在3人の子どもを育てながら、第一線を走り続ける姿について賞賛の言葉を送る。
すると椎名は、「全部おっしゃっていること、リリック(歌詞)みたい」と感激した様子を見せつつ、番組を通して自身に対して抱いた新たな気づきを口にする。「もっと驚きたい」という言葉にこめた、自身へのエールとは。
Comments