恵俊彰「今日はこの辺で…」と赤沢大臣の詳報打ち切り 識者の「大使館が情報を米国に」の苦言で

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タレント恵俊彰が8日、TBS系「ひるおび」(月〜金曜午前10時25分)にMCとして生出演。トランプ大統領が日本にかける「相互関税」の合意内容の日米間の認識の食い違いをめぐり、訪米中の赤沢亮正経済再生担が「過去一貫して、相互関税にかかる合意の内容についての日米間の認識に齟齬はありません」と、食い違いを否定した話題を特集した。

赤沢氏は、事務方の手違いという形でトランプ大統領に配慮した上で今後、従来の自身の説明どおりの日米合意と齟齬のない形に、「大統領令を修正」するように申し入れるなど、「修正」という言葉を何度も語った。大統領令の修正について「半年、1年ということは当然ありえない」などと、時期にも言及した。

ただ、番組に出演した経済評論家の加谷珪一氏は「修正」について、トランプ氏が「『俺は間違ったこと言ってない』と言ってくる可能性がある」と指摘。メンツを潰さないように、今回の大統領令はそのままに、新たに「牛肉については15%」と別の大統領令を出してもらうなどの方法もあるとした。

早大教授の中林恵美子氏は「説得の大義名分が大事。(赤沢氏が言及した)事務方が間違えたというのはもっともトランプ大統領にとって痛くない方法、いいと思うが、本当に納得してくれる」と懸念も表明。米国内の世論次第でもあるとした。

明大政治経済学部教授の海野素央氏は「トランプ大統領にとっては関税収入は多ければ多いほどいい」として、「ラトニック商務長官が『これ間違ってました。修正してくれ』とそれで、トランプさんが頷くのか、疑問がある」と指摘。「トランプさんはまた駆け引きをやってくる可能性がある。日本政府は注意」と語った。

ここで加谷氏が「(日本が米国に払うとされる)80兆は払うとサインしてないから大丈夫ですよ。最後の手がある」などと指摘。海野氏も「あいまいにしておくのがいいというのもある。だから日本で、赤沢さんが『合意文書ない方がいい』とか『あいまいにしとくほうがいい』というのをメディアが言ってると、駐日の米国大使館通じてワシントンに情報、行きますからね。だから軽々には述べない方がいい。ネゴシエーターは」指摘した。

恵は、「これ(番組)チェックしてるってこと?」と聞くと、海野氏は「もちろん」と回答。恵は「じゃ、今日はもうこの辺でよろしいですね。あんまりしゃべりすぎはよくないというお話しですから」とこの話題を打ち切った。

ひるおびは、4月に赤沢氏が米国へ交渉に向かった時、トランプ大統領と会談後の記者対応で、スタッフに「お茶かなんかない?」と声がけし、その声がけが終わるか終わらないかのうちに、「はいっ」との返事と同時にペットボトルが差し出された際、あまりに素早いペットボトルに赤沢氏が「おっとっとっと、早ぇーし」と口にした「早ぇーし」発言にいち早くフォーカスし、以降、赤沢氏の米国での交渉を詳報。8月1日には、赤沢氏がスタジオに生出演し、「早ぇーし」を披露していた。

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