坂井修一『鷗外の甍(いらか)』
東京大で教授職の定年を迎えて特任教授となった著者の第13歌集。定年の頃にかかった病も完治して「科学と文学」その両方に存在感を示す。<なぜわれが鷗外文庫のあるじかと問ふこゑもなし真昼真空><にんげんは銃もたば撃つウイルスをもたばよそびと滅ぼすならむ>(短歌研究社・3300円)
東京大で教授職の定年を迎えて特任教授となった著者の第13歌集。定年の頃にかかった病も完治して「科学と文学」その両方に存在感を示す。<なぜわれが鷗外文庫のあるじかと問ふこゑもなし真昼真空><にんげんは銃もたば撃つウイルスをもたばよそびと滅ぼすならむ>(短歌研究社・3300円)
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