小林信也氏 広陵の緊急保護者会に「大きな問題だと思うのは、報告を聞いた選手、保護者が誰一人声を…」

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 スポーツライターの小林信也氏が11日、フジテレビの情報番組「サン!シャイン」(月〜金曜前8・14)に出演。第107回全国高校野球選手権大会に出場中の広陵(広島)が、大会を途中辞退することを発表した件について言及した。

 広陵の堀正和校長は10日、広島市内の同校で、午後7時前から約1時間、約250人の部員、保護者が出席した緊急の「保護者会」で改めて経緯を説明。この時の様子を「理事長と私、監督の方から今回の一連の話をさせていただきました。子供たちは本当に姿勢が正しく、何も乱すことなく、その姿勢に心から感謝をしています。3年生は2年間、2年生は1年間、1年生はこれまで、心を鍛え、どんな大きな波も乗り切る、子供たちが立っている姿に心がいっぱいになりました。選手からは何一つ質問もなく、いつも通りきちっとしたあいさつで終わりました」と話した。

 小林氏は「高校野球の大きな問題だと思うのは、報告を聞いた選手、保護者が誰一人声を上げなかった。これを校長がまるでそれが素晴らしいことのように話しているんですが、もしね、やってませんよと、僕たち何もしていませんというのが事実であれば、そこで選手は怒って当然だし、何とかなりませんかと話が出るのが当然だけど、そういうところで話をしない子供を育ててしまっている」と自身の見解を述べた。

 広陵を巡っては、大会前に暴力事案がSNSなどで拡散。7日の旭川志峯(北北海道)との初戦では3-1で勝利し、2回戦進出を決めていたが、10日に同校の堀正和校長が兵庫県西宮市内で取材対応を行い、同大会の出場を辞退することを明らかにした。

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