スポーツライターの小林信也氏が11日、フジテレビの情報番組「サン!シャイン」(月〜金曜前8・14)に出演。第107回全国高校野球選手権大会に出場した広陵(広島)が、大会を途中辞退することを発表した件について言及。高野連の「転校」を巡るルールに疑問を呈した。
広陵を巡っては、1月、寮内での2年生部員4人による1年生部員1人への暴力行為が発覚。翌2月に暴力行為の事実関係を日本高野連に報告し、3月に日本高野連から厳重注意処分を受けた。被害部員は同月末に転校している。その後、暴力事案がSNSなどで拡散。今月7日の旭川志峯(北北海道)との初戦では3-1で勝利し、2回戦進出を決めていたが、10日に同校の堀正和校長が兵庫県西宮市内で取材対応を行い、同大会の出場を辞退することを明らかにした。
小林氏は高野連のルールに言及。「例えば、転校できないんですよ。転校すると1年間出場停止(転校から1年を経過しないと公式戦には出られない)という規則があって。いじめが認定されれば出られるんですけど。(部員は)転校という選択肢を考えることができない」と説明。
「そうなると一層監督が言うこと聞かないとどうなるか分かってるなって言葉にはしなくても、そういった空気がある」とコメントした。
小林信也氏 高野連のルールに疑問「転校という選択肢を考えることができない」広陵が出場辞退
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