「朝ドラに呼ばれることはないんだろうなと思っていた」セリフ1つのみ→再登場は“神回”に…二宮和也(41)の『あんぱん』配役に圧倒的な説得力があるワケ

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〈 3週間の過酷な減量、「あさイチ」で涙も…『あんぱん』八木役・妻夫木聡(44)が初の朝ドラで見せた“大きな存在感”《モデルはサンリオ創業者か》 〉から続く

 NHK連続テレビ小説『あんぱん』において、戦争と平時の記憶をつなぐ二人の俳優が注目を集めている。

 妻夫木聡(44)が演じる八木信之介と、二宮和也(41)が演じる柳井清。一人は軍隊という理不尽な組織の中で人間性を保とうとする上等兵として、もう一人は既にこの世にはいない父親として、それぞれ主人公・嵩(北村匠海)の人生に深い影響を与えている。(全2回の2回目/ はじめ から読む)


2025年5月、第78回カンヌ国際映画祭に出席した際の二宮和也 ©ABACA PRESS/時事通信フォト

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朝ドラ初出演、主人公の亡き父を演じる二宮

 嵩が幼い頃に他界した父・柳井清を演じた二宮和也の存在は視聴者を魅了した。4月1日放送の第2話で初登場した際の出演時間は約20秒、台詞は「嵩、おいしいかい?」の1つのみだったが、大きな話題を集めた(スポニチアネックスプラス、4月11日)。

 二宮は朝ドラ初出演について「朝ドラには呼ばれることはないんだろうなと思っていたので、びっくりしました。発表されてからはどこに行っても『おめでとう』と言っていただき、主役かと思うほどの祝福を受けました(笑)」(高知新聞、6月4日)と笑いをとる。清は出版社を経て新聞社で海外赴任中に病死、文学や絵に造詣が深い人物として設定されている。

 興味深いことに、『あんぱん』では序盤からSNSで「名言製造機」とも言われた伯父・寛(竹野内豊)の存在が際立って描かれていたが、史実では異なる事実がある。

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