
フィギュアスケートのサマーカップは12日、大津市の木下カンセーアイスアリーナでジュニア男子のフリーがあり、ショートプログラム(SP)首位の中田璃士選手(TOKIOインカラミ)は135・05点、合計216・79点で2位だった。
中田選手は演技序盤で4回転サルコウ、4回転トーループを着氷した。だが、得意のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で転倒すると、その後も出来栄え評価で加点がつくジャンプが少なく、得点が伸びなかった。
中田選手は21日から始まるジュニアグランプリ(JGP)シリーズ第1戦ラトビア大会に出場予定。演技後の主な談話は次の通り。【玉井滉大】
「自分にムカついています」
<演技を振り返って>
この氷に合わせられなかったので悔しいです。やっぱり、(トリプル)アクセルが朝の公式(練習)から少しずれていたので。SPの6分間でもアクセルはあまり良いのが跳べていなかったので、アクセルがやっぱり課題かなと思います。
<氷に合わなかったということですが、具体的には>
皆さん同じ氷を滑っているので。言い訳になるんですけど、やっぱり氷が……なんなんですかね。最終グループで(他の選手が)滑った後ですし……そういったところでも、しっかり対応できるように頑張ります。
<今大会の課題と収穫は>
課題はアクセルをしっかり跳ぶことと、4回転は3本目を行くべきだったって後悔しています。
<アクセルは氷の影響が大きかったのか。それとも、技術的にズレが出てきているのか>
来る前はアクセルは本当に一回も失敗していなかったので。自分が合わせられなかったのがやっぱ一つ(要因)ですし、氷との相性が少し悪かったかなと思います。
<アクセルの転倒時、足をひねっていたようにも見えましたが、痛みとかは>
ああいうのはやっぱ、日ごろから練習でやっているので。慣れてるっていうか。大丈夫です。
<体力的な影響は>
体力的には、今回は本当に……。なんか、バテるっていう感じは、自分で滑っていてなかったんですけど。動揺っていうのがたぶん強かったです。
<落ち込んでいるように見えます。2位は相当悔しい>
悔しいっていうか、なんか、うーん………
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