全国高校野球選手権大会は第7日の12日、阪神甲子園球場で2回戦があり、東大阪大柏原が尽誠学園(香川)に0―3で敗れ、14年ぶりの初戦突破はならなかった。
東大阪大柏原の選手たちは試合が終わった後、甲子園の土を持ち帰らずにグラウンドを後にした。土井健大監督は「決勝で勝てば(土は)持ち帰らない。持って帰る気でいると負けてしまうので、とりあえず初戦で負けて持ち帰るのはやめようと話をした」という。
上田留生(こうだるい)選手(3年)は「後ろの学年が、また自分たちのもとに土を持ってきてくれると信じている。他のチームに比べて(新チームは)スタートは遅れているが、自信を持ってまずは秋の大会に臨んでほしい」と下級生にエールを送った。【吉川雄飛】
Comments