【芸能 覆面座談会】40度を超える気温が各地で記録されるなど、うだるような暑さが全国で続いています。芸能界では、歌手、俳優として幅広く活躍した上條恒彦さん(享年85)をはじめ、7月から今月にかけて悲報が相次ぎました。映画界では大本命の「鬼滅の刃」の新作が大ヒット、「国宝」もまだまだロングラン上映中です。いつものメンバーが振り返ります。
リポーター 民放7月期の夏ドラマも中盤戦に差しかかってきたね。どの作品が話題になってるのかな。
本紙デスク なんといっても来年5月での活動終了を発表した嵐の3人が水曜、土曜、日曜の午後9時枠の主演でそろい踏み。「嵐祭り」とも言われて注目を集めている。
ワイドショーデスク TBS日曜劇場「19番目のカルテ」では松本潤が初の医師役を演じて世帯視聴率は2桁をキープ。日曜劇場に多い権力に立ち向かう展開とは一線を画したハートフルな物語で、対話を重視する物腰柔らかい役どころが好評だね。
週刊誌記者 その温かい主人公像に、松本は「(当初は)相葉くんがやった方がいいんじゃないかなって思った」とも冗談ながらに口にしていたみたい。
リポーター その相葉雅紀は水曜のテレビ朝日「大追跡〜警視庁SSBC強行犯係〜」に、大森南朋、松下奈緒とトリプル主演。他にも遠藤憲一、佐藤浩市らの大御所も名を連ねて豪華だよね。
ワイドデスク 「相棒」などが放送されてきた水曜9時枠では10年ぶりの新シリーズで、警視庁のSSBC(捜査支援分析センター)が舞台の刑事もの。局はシリーズ化を目指してかなりの気合が入っていると聞くよ。
本紙デスク シリーズといえば、日本テレビの土曜9時枠の「放送局占拠」は「占拠シリーズ」の3作目。主人公の刑事・武蔵三郎を演じる櫻井にとっては、代表作にもなってきているかな。
週刊誌記者 事件を起こす武装集団が顔を隠し、話が進むごとに正体が明かされていくフォーマットを確立させたのは大成功だと思う。常にSNSで考察が盛り上がるからね。そして、主人公の口癖「うそだろ」を定番化させて、視聴者の“うそだろ待ち”状態もつくり出している。
リポーター 他に評判の良い作品はある?
ワイドデスク 阿部サダヲ主演、大石静脚本のテレ朝の木曜ドラマ「しあわせな結婚」を推す声が多いね。7月期ドラマとしては異例の早さの2月に制作を発表して、大きな期待が寄せられていたけど、期待以上のワクワク感がある。
週刊誌記者 阿部と松たか子の夫婦役がいいよね。そして「マリッジ・サスペンス」とうたっているように、先の見えない展開に引き寄せられていく。
本紙デスク 俳優でいうと、風間俊介が注目の一人。テレビ東京金曜深夜の「40までにしたい10のこと」に主演しながら、フジテレビ月9「明日はもっと、いい日になる」でも主要キャストを務めている。おまけにNHK大河「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」にも出演中で、ドラマ界で存在感を放っている。
週刊誌記者 特に「40までに…」で後輩男性社員(庄司浩平)と恋していく繊細で柔らかい主人公を演じる力はさすがの一言だね。
ワイドデスク これから後半戦。ここから盛り上がる作品もあるからますます目が離せないね。
嵐3人の主演で「嵐祭り」の夏ドラマ 繊細で柔らかい主人公を演じる力を評価されているのは?
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