ほかの国と比べて、治安が良いといわれる日本。秩序が守られている様子は、訪日外国人から称賛されています。スペイン人男性は、東京を散策中に、日本では安心して過ごせると実感した出来事があったそう。いったい、何があったのでしょうか。
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街中で撮影に夢中になるあまり…
スペイン生まれで、現在はイギリス・ロンドン在住のデイビッドさん。今回が4回目の訪日です。1か月の滞在を予定していて、東京や名古屋、大阪、神戸、福岡、北海道をめぐります。
東京に滞在中、街並みの様子を記録に残そうと考えたデイビッドさん。銀座4丁目の交差点で、写真や動画の撮影をしていたそうです。
このとき、撮影に夢中なっていたというデイビッドさんは、自分の荷物を地面に置いたまま、撮影をしていました。そこで気づいたのが、日本の治安の良さだったといいます。
「こんなこと、ロンドンやスペインだったら絶対できない。どっちかというとロンドンのほうがヤバイけれど(笑)。東京では、荷物を置いていても誰も盗らない!」
外務省の英国安全対策基礎データよると、「2023年に警察に報告のあったイングランドおよびウェールズにおける犯罪の総数は約549万件であり、これは日本の2023年の刑法犯総数の7.8倍になります」とのこと。スリや置き引きといった盗難が多く、所持品を常に体から離さないことや、バッグ類はファスナーなどを必ず閉じて、体の正面で持つよう注意喚起されています。
それだけに、デイビッドさんは、日本では警戒することなく過ごせると感じたようです。まだ続く日本旅行も、安心して楽しんでほしいですね。
Hint-Pot編集部
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