水卜麻美アナ「ちゃんと学校が向き合って」広陵辞退問題で識者「学校はSNSのせいに…」指摘に

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日本テレビ水卜麻美アナウンサー(37)が13日、日本テレビ系「ZIP!」(月〜金曜午前5時50分)に総合司会として生出演。番組は第107回全国高校野球選手権大会に出場した広陵(広島)が、野球部内の暴力事案やネット上での批判や誹謗中傷などを重く見て、異例の初戦突破後の出場辞退を10日に決断したことをめぐる騒動を特集した。

出演した学校リスクマネジメント推進機構代表学校側の宮下賢路氏は、学校の辞退会見が「辞退の理由をSNSのせいにしている印象」「暴力根絶への姿勢にもやはり疑問が残る」と指摘。水卜アナは「(暴力は)時代とかも関係なく、もう絶対だめ」とし、「ちゃんと学校が向き合って」と訴えた。

番組は、広陵高校の堀正和校長が出場辞退について会見した模様を紹介。堀校長は「SNSで大きな反響があった」「いろんな誹謗(ひぼう)中傷そういったものが出てまいりました」「本校にいる生徒登下校で誹謗(ひぼう)中傷を受けたり追いかけられたり、寮で爆破予告があったり、そういったようなこともSNS上で騒がれています」などと語った。一方の高野連の宝馨会長はSNSの状況について「フェイク的な情報もあると思うが、情報が流通することは決して悪くない。今まで握りつぶされていたことが明らかになることや被害者が泣き寝入りしていたようなことがなくなっていくこともある」と、SNSの利点にも言及しながら語り「悪い面ばかりではないと思うがフェイク情報には気をつけなければいけません」と語った。

宮下氏は「学校側の会見は、辞退の理由をSNSのせいにしている印象がどうしてもある。被害者によりそった対応とは言えず、暴力根絶への姿勢にも、やはり疑問が残ってしまう」と学校側の会見を批判した。

水卜アナは「やっぱり元々の部内にルールがあったりとか、ってことでも、指導と暴力っていうのは大きな違いがあると思う」と、そもそも、今回明らかになった問題の発端となった暴力について言及。この暴力事案への対応のあり方について「子どものやったこととか、そういうのはまったく関係なく、やっぱり暴力はだめだ、というところを、時代とかも関係なく、もう絶対だめなこと」と指摘。その上で「そこはやっぱりちゃんと学校が向き合って、そういうもの(暴力)をスポーツ界からも学校界からもすべてなくす、という方向に、とにかくまずはそこに動いてほしいなという風に思います」と、語った。

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