日経平均、7営業日ぶりに反落 終値4万2649円 売り注文膨らむ

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東京証券取引所=和田大典撮影 拡大
東京証券取引所=和田大典撮影

 14日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は7営業日ぶりに反落し、節目の4万3000円を割った。前日まで2営業日連続で史上最高値を更新したことを受け、利益を確定する売り注文が膨らんだ。終値は前日比625円41銭安の4万2649円26銭だった。

 14日の東京外国為替市場の円相場は前日より1円以上円高が進行し、1ドル=146円台半ばで推移した。円高・ドル安が進んだことを受け、株式市場では輸出関連銘柄が下落したほか、これまで株価上昇をけん引してきた半導体関連銘柄なども売られた。

 日経平均は13日までの6営業日で約3000円上昇した。野村証券の沢田麻希ストラテジストは「過去の経験則からみて過熱感がある。急上昇に対する調整が続いてもおかしくない」と話した。2025年4~6月期決算の発表も一段落したことから、株価上昇のためには「やや材料不足」と見方を示した。【福富智】

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