聖隷2年生エース、先輩と相手打線分析 15日に2回戦 夏の甲子園

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【聖隷クリストファー-明秀日立】被安打4で完投した聖隷クリストファーの先発・高部=玉城達郎撮影 拡大
【聖隷クリストファー-明秀日立】被安打4で完投した聖隷クリストファーの先発・高部=玉城達郎撮影

 第107回全国高校野球選手権に静岡県代表として出場している聖隷クリストファーは大会第10日の15日、第2試合(午前10時半開始予定)で西日本短大付(福岡)と対戦する。チームは14日、兵庫県内の野球場で約2時間練習し、2回戦に備えた。

 西日本短大付は2年連続8回目の出場。昨夏は16強、今春の選抜大会は8強入りした。今大会1回戦は弘前学院聖愛(青森)を延長十回、タイブレークの末に破った。昨夏の甲子園を経験した選手も多く、下位まで切れ目のない打線は得点力が高い。

 聖隷クリストファーのエース左腕・高部陸(2年)はこの日、ブルペンで約30球を投じ、シート打撃にも登板して調整した。明秀日立(茨城)との1回戦は107球、被安打4で1失点完投した。初戦の前日に比べ、「気持ちは落ち着いている」と話す。

 練習後は先輩右腕の上田一心(3年)と西日本短大付の打者について「どう抑えるか、ビジョンを話し合った」という。「相手は振りが強く、いろいろな球種に対応してくるだろう。すきを探して、自分の得意な球で勝負する。ゼロで抑えて、流れを作りたい」と意気込んだ。

2回戦に向けて練習する聖隷クリストファーの選手=兵庫県内で2025年8月13日、藤倉聡子撮影 拡大
2回戦に向けて練習する聖隷クリストファーの選手=兵庫県内で2025年8月13日、藤倉聡子撮影

 主将として抽選会に臨んだ後、左腕手術のためメンバーを外れた逢沢開生(3年)は練習のサポート役を務めた。「1回戦は自分たちの形で点が取れ、チームの雰囲気はいい。3季連続出場のチームと初戦で当たったら、おじけづいたかもしれないが、今ならいい試合ができるはず。思い切ってプレーしてほしい」と期待した。【藤倉聡子】

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