女優の今田美桜(28)が主演するNHK連続テレビ小説「あんぱん」第99話が14日放送された。人組ロックバンド「Mrs. GREEN APPLE」(通称・ミセス)の大森元貴が歌唱した時刻に注目する声が上がった。
以下、ネタバレ含みます。
差し入れをもってきたのぶ(今田)の前で、夫の嵩(北村匠海)が携わるミュージカルのリハーサルが始まる。素晴らしい曲ができたとして、大森演じる、作曲家・いせたくやが、皆の前で歌唱して披露することになった。いせは、伸びやかな声で「見上げてごらん夜の星を」を歌唱した。
同曲は、同名ミュージカルの劇中主題歌。1963年、歌手・坂本九さんのカバーがヒットし、日本レコード大賞作曲賞を受賞した。坂本さんは1985年8月12日に起きた「日航ジャンボ機墜落事故」に巻き込まれて亡くなっている。ことしは没後40年。
ドラマでは午前8時12分になるころから、いせ役の大森が「見上げてごらん〜、夜の星を〜」と歌い始めた。坂本が亡くなったのが8月12日だったことを思い、数字に共通項があるこの時間に合わせたのではないか、と指摘する声がXで相次いだ。
「曲が流れた時刻が8時12分」「坂本九さんの命日が8月12日合わせたのかな」「ちょうど8時12分に当ててきた?」「ほんとだ」「偲ぶ意味もあったんでだろうか。みなさん8時12分にこの歌のシーンが来た意図を感じている」「見事な演出だった」といった声がみられた。
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