櫻井智さん死去 多臓器がんとは 転移がんとは異なる 近年増加傾向にある理由

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 アニメ「マクロス7」ミレーヌ・ジーナス役「怪盗セイント・テール」セイント・テール役などで知られる声優の櫻井智さんが8月13日に多臓器がんの悪化のため死去したことが分かった。53歳だった。16日に櫻井さんの公式Xを通じて伝えられた。

 Xでは「櫻井智はかねてから治療中であった多臓器癌の症状が悪化したため8月4日に緊急入院となりましたが、症状が改善せずに誠に残念ながら8月13日に永眠しました。生前に頂戴しました多くの声援ならびにお見舞いのメッセージに深く御礼申し上げます」と報告された。

 多臓器がんとは、文字通り複数の臓器に発生するがんのこと。多重がん、重複がんとも呼ばれる。がんの進行により転移したものとは異なる。1年以内に複数が発生した場合を同時性と、1年以上たってから発生した場合を異時性とそれぞれ呼ぶ。

 胃がんは、大腸がんや食道がんなどと組み合わされて発症するケースが多いと報告されている。

 近年は平均寿命が延びたことや、医学の発展による発見など、増加傾向にあるとの発表もあり、検査による早期発見が肝心とされる。

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