「パンツに肉が乗るほどムチムチの体」→『超バキバキ』に大変身…“モテるために筋トレを始めた”41歳女性芸人「すごいね、頑張ってるね」「前のほうがよかった」と賛否両論のナゾ【マッチョ赤阪】

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「モテたい、愛されたい」ーーそんな動機から、39歳で筋トレを始めたお笑いコンビ・アルミカンのボケ担当のマッチョ赤阪さん(41)。見事、数年でバキバキのマッチョボディに到達。さらに、仕事は増え、メンタルも明るくなった彼女だが、実はいまだ「モテる夢」は実現していないという……。彼女の変身を、周囲の人々はどう見ているのか?


マッチョ赤阪さんは筋トレで人生をどう変えたのか?

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「モテたい」と始めた筋トレで人生が好転

 マッチョな体を武器にしている芸人・マッチョ赤阪さん。彼女がボディビルを始めた理由はシンプルに「モテたいから」だった。しかし筋トレを始めて得たものは、当初目指していたものとは少し違っていたようだ。

「それが、まだモテてないんです。ジムの男性達は自分の筋肉ばかり見ていて、誰も声をかけてくれません」と苦笑するマッチョ赤阪さん。芸人の先輩からは「前のほうがよかった」と言われることもあるという。「モテたい、愛されたい」という思いで始めた筋トレだが、その効果については「ボディビルをやっていて本当にモテる日はくるのか?」と疑問を抱きながらもトレーニングを続けている。

「めちゃくちゃ褒められるようになった」人生で初めての経験

 筋トレが彼女にもたらした最大の変化は、周囲からの反応だった。「めちゃくちゃ褒められるようになりました。それまでは、まったく褒められた経験がなかったんです」と語る。相方のさおりんさんが常に注目される中、自分は「ポンコツ」と言われ続けてきた過去がある。しかし筋トレを始めてからは「すごいね、頑張ってるね」と人生で初めて絶賛されるようになったという。

 体型の変化も著しく、以前は「典型的な小太り体型」だった彼女が「綺麗になったね」と言われるようになった。姿勢が良くなったことで自信が感じられるようになり、筋トレによる成長ホルモンの分泌増加で肌質も改善したという。

 キャリアにも変化が訪れた。「筋肉芸人としてのお仕事は多くなってきました」と語るマッチョ赤阪さん。ロケで筋トレ飯を紹介したり、創刊50年以上の『月刊ボディビルディング』にコラムを寄稿したりと、活躍の場を広げている。

 さらに大きな変化が精神面だ。「以前は全然元気がなかったんです。暗かったし、何でも穿った見方をしていました」と振り返る。相方のさおりんさんだけが注目される状況に、どんどん自信を失っていったという。しかし、筋トレを続けるうちに「お笑いでスベっても気にならなくなりました」と精神的な強さを手に入れた。

 コンビ内の関係性も大きく変わった。以前は「格差コンビ」と言われるほど仕事量に差があったが、「ボディビル」という強みができて自分のピン仕事も増え、自信がついたという。大会には相方も応援に駆けつけ、コンビとして良いバランスになってきたと感じている。

「本当にやってよかったです」と断言するマッチョ赤阪さん。今後の目標は8月の大会での優勝と、「松竹ボディビル部」の発展。「コンビとしては、『THE W』準決勝以上を目指しています。綺麗な相方と、マッチョな私。最高の格差コンビになるために、さらに鍛えていきます」と意気込みを語った。

 彼女は女性に向けて「30代、40代になると、将来のことを考えて不安になったりすることもあると思います。でも筋トレをすると精神的に強くなるし、トレーニングがしんど過ぎて、不安も何も考えられなくなりますから」と筋トレの効用を熱く語った。モテるためではなく、自分自身のために鍛えることで、思いがけない幸福を掴んだマッチョ赤阪さんの姿は、多くの人に勇気を与えるだろう。

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(「文春オンライン」編集部)

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