平松恵美子監督「蔵のある街」 思いやりの尊さ描く

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 「街に花火を打ち上げる」という約束のために奮闘する高校生の姿を通じて、夢を追う大切さや人を思う気持ちの尊さを描く映画「蔵のある街」が22日から全国で公開される。名匠、山田洋次の下で助監督、共同脚本を担ってきた平松恵美子監督がメガホンを取り、故郷の岡山県倉敷市で撮影した。

 蒼(山時聡真)、紅子(中島瑠菜)、祈一(桜井健人)は幼なじみの高校生。ある日、蒼と祈一は、紅子の兄で自閉スペクトラム症のきょんくん(堀家一希)を落ち着かせるため、とっさに「美観地区(倉敷市)に打ち上げ花火を上げる」と口走る。しかし、実現できない約束はかえって兄を傷つけると、紅子は怒り、涙をこぼす。…

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