芥川賞作家で、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹(45)が29日、都内で行われた音楽劇「エノケン」(10月7〜26日、東京・シアタークリエほか)の製作発表記者会見に出席した。
「日本の喜劇王」と呼ばれたエノケンこと榎本健一さんの波乱に満ちた人生を又吉が新作戯曲として書き下ろし。市村正親(76)が主演する。
又吉は「喜劇王」のイメージに近い芸人を聞かれると、相方の綾部祐二(47)を挙げ「演劇を一緒にやる機会があったんですが、僕が一人でしゃべるシーンで、お客さんが僕を見ていない。(綾部が)後ろでずっと余計な芝居をしてた…。エノケンさんがそうだとは思わないですけど『俺を見ろ!』みたいな所が部分的に近い。実力は置いといて…」と笑わせた。
市村は又吉の脚本を絶賛し「いい本ができました!又吉さんは十分に務めを果たしたので、あとは僕らが素晴らしいものにして皆さんにお見せしたい」と意気込んでいた。会見には、共演の松雪泰子、豊原功補、本田響矢も出席した。
ピース・又吉直樹“喜劇王”のイメージに近い芸人は相方・綾部「部分的に近い」
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