大阪・関西万博の会場がある人工島・夢洲(ゆめしま)で13日夜から14日朝にかけて多数の客が帰宅できなくなった問題で、日本国際博覧会協会(万博協会)は22日、地下鉄の運行トラブルが発生した場合、人工島・舞洲(まいしま)にあるパーク・アンド・ライド駐車場を活用し、マイカーで迎えに来ることを認めるなどの改善策を公表した。
万博協会は、客に対して深夜帯には会場内にとどまるよう促し、徒歩での帰宅は推奨しないとした。バスやタクシーについては障害者などを優先的に利用を呼びかけることとした。
13日午後9時半ごろ、大阪メトロ中央線が停電により、万博会場(大阪市此花区)の最寄り駅・夢洲(ゆめしま)駅と長田駅(東大阪市)間の全線で運転を見合わせた。午後10時10分ごろ、夢洲駅と対岸のコスモスクエア駅(大阪市住之江区)で折り返し運転が始まったが、全線で運転を再開したのは14日午前5時25分だった。【岡崎英遠】
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