宮内庁は22日、三笠宮家の彬子さまが9月14~21日にトルコを訪問し、アンカラ大学から名誉博士号(美術史)を授与されると発表した。現地で授与式に出席される。亡くなった祖父の三笠宮さまも父の寛仁さまもアンカラ大学から名誉博士号を受けていた。
三笠宮さまはオリエント史の研究者として知られた。寛仁さまも彬子さまもトルコのカマン・カレホユック遺跡発掘を支援するなど日本とトルコの友好関係の広がりに尽力。3代にわたり日本・トルコ協会の名誉総裁や総裁を務めてきた。
今回のトルコ訪問で、彬子さまは「日本・トルコ外交関係樹立100周年記念 出光美術館所蔵 日本陶磁展」のオープニング式典や、千葉工業大学によるアヤンラル遺跡のくわ入れ式などに臨む。【山田奈緒】
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