元Ｋ―１世界３階級王者の武尊（３４）と女優の川口葵（２６）が２９日、それぞれのインスタグラムで結婚を発表した。人気格闘家を〝ノックアウト〟した川口は〝上京グッズ〟をいまだに手放さないなど、素朴な一面を持っていた。
武尊は「格闘家としての最終章、これからは家族という存在も背負って戦って 楽しい時も苦しい時も支え合いながら生きていきたいと思います」などと誓った。川口も「これからは夫婦支え合いながら、より一層お仕事に全力で向き合ってまいります。今後とも変わらぬ応援をよろしくお願いいたします」と呼び掛けた。最後に「そしてお誕生日おめでとう」と付記。この日は武尊の３４歳のバースデーでもあった。
川口は兵庫出身。２０２０年放送の日本テレビ系「幸せ！ボンビーガール」の人気コーナー「上京ガール」で物件探しなどをする様子が〝かわいすぎる上京ガール〟と話題になった。番組内で事務所にスカウトされ、所属したことを報告した。
その後は女優やタレント、グラビアなどで幅広く活躍。２１年には「Ｋ―１甲子園２０２１＆Ｋ―１カレッジ２０２１応援サポーター」を務めていた。インスタグラムのフォロワー数は３８・６万人を誇る。知人の話。
「川口さんは『ボンビーガール』出演前、地元の兵庫で働きながら、いろいろなオーディションを受けたり、事務所に履歴書を送ったりしていた苦労人です。武尊さんとは当時からの知り合いでした。川口さんは洋服が大好きで、２２年に立ち上げたアパレルブランドの服を武尊さんが着たり、２人で同じブランドの服を着たりするなど、ファッションでも意気投合。ファンの間からも交際の噂が流れていました」
２人は２３年にフライデーで〝お泊まり愛〟を報じられた。
武尊は交際を否定しつつ、川口に家事で支えてもらっているとし「すごい大切な友達だし、大事な存在」と告白。「ゆっくりちゃんと信頼関係を築いてからそういうふうになりたいと思ってます」と明かしていた。その言葉通り、真剣交際からゴールインした。
川口は料理上手で知られ、ＳＮＳでは家族への感謝の思いを投稿するなど、上京してからも飾らない人柄は好感を呼んでいた。
「マジメな武尊さんは素朴で家庭的な女性が好きで、川口さんはドンピシャでした。川口さんが地元を出た時に持参した〝上京グッズ〟をいまだに捨てずに持つ姿にも、ひかれたとか」（前出知人）
川口はアルバイトに明け暮れた〝ボンビーガール時代〟の庶民的な感覚を失っていないよう。今後は家庭での〝セコンド〟として夫を支えていくようだ。
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