俳優の中島歩と超特急の草川拓弥がダブル主演を務める連続ドラマ「俺たちバッドバーバーズ」がテレビ東京の来年1月期(金曜深夜24時42分)に放送されることが決定した。
アクション映画「ベイビーわるきゅーれ」シリーズで知られる阪元裕吾監督とテレビ東京が、昨年放送された連ドラ版「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」に続いて再タッグを組んだ理容師アクションコメディー。田舎町にひっそりと佇むレトロな雰囲気の「月白理容室」がその舞台になる。一見、普通の理容室だが、店主の月白司(草川)には、客が持ってきた表社会では解決できないトラブルを力で解決する裏用師(リヨウシ)という「裏の顔」がある。報酬300万円で依頼人の乱れた人生を整え、髪を切るのが仕事だ。ひょんなことから月白理容室に住み込みで働くことになる元美容師の日暮歩(中島)と月白が、絶えずけんかしながらも一緒にご飯を食べ生活をともにし、不器用ながらもさまざまな依頼を引き受けていく。理容師として依頼人の人生の再出発を見送る静の描写と、裏用師としてアクションで魅せる動の描写が組み合わさった新感覚のドラマだ。
日暮を演じる中島は、現在放送中のNHK連続テレビ小説「あんぱん」(総合など)や「愛の、がっこう。」(フジテレビ系)での好演が話題を呼んだ人気俳優。今回が連ドラ初主演となる。月白を演じる草川は、「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」にも出演。阪元監督作品への出演は2回目で、今作でも本格的なアクションにも挑む。
見どころの1つとなるバトルシーンを担うアクション監督はRio。「幸せカナコの殺し屋生活」(DMM TV)でアクションコレオグラファーとして活躍し、本作が連ドラ初アクション監督となる。
中島歩 Q&A
――出演オファーを受けて、また台本を読んでの感想を
「遂にこの時が来たと思いました。新宿武蔵野館界隈の映画人に優しく手を差し伸べてくれるテレ東の深夜枠。初めてのテレビドラマ出演もテレ東の深夜でした。いつかここで主演を、と夢見るのは自然なことで、それが最高の形で叶って本当に僕は幸せ者です。台本は子どもの頃に読みまくった漫画のように、熱く、自由な遊び心に満ちたものでした。それを生身の人間が、しかも四十の背中が見えてきたおっさんが演じることに不安もありました。しかしフタを開ければ最高に楽しく、子どもの頃新しい遊びを発明した時みたいな高揚感に満ちた撮影の日々です」
――自身の役柄の印象は?
「日暮は、言いたいことも言えないこんな世の中には珍しい、思ったことが全部行動と言葉になっちまう単純で気持ちのいい男です。日暮を演じながらどんどん解放されていく自分がいます。ご覧になる方にも解放感を与えられたらいいなと思いますが、まあどう思うかは自由です」
――今後の撮影への意気込みを
「現在撮影は中盤に差し掛かったところですが、身体がボロボロです。思ってたより早くボロボロです。けれど日に日に愛着が増す素晴らしい撮影チームで、みんなに喜んでもらうために踏ん張っています。決して楽な撮影ではありませんが、どこよりも自由で創造的な撮影ができるよう頑張ります」
――見どころ、視聴者に向けてのメッセージを
「これほど自由奔放で遊び心に満ちたドラマを僕は知りません。そのなんて言うか波動?みたいのが皆さんにブワーッて伝わってイェーイみたいになると思うので絶対観てくれよな!」
草川拓弥 Q&A
――出演オファーを受けて、また台本を読んでの感想を
「とても嬉しかったです。阪元監督とは『ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!』でご一緒させていただきました。今回の作品も阪元ワールドが炸裂していて喜怒哀楽、様々な感情がふりきっております。読破した時の高揚感は凄まじかったです」
――自身の役柄の印象は?
「かなり深いキャラクターだなと思います。人と触れ合うのが苦手で、変なこだわりが強く、癖も強ければ戦闘も強い。めちゃくちゃだけど面白いです月白さん!また中島さん演じる日暮との凸凹コンビもお楽しみに!」
――今後の撮影への意気込みを
「タイトなスケジュールの中、芝居部分とアクションもやらせていただくので体調管理に気をつけよう!が目標ですね」
――見どころ、視聴者に向けてのメッセージを
「『ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!』で演じた夏目敬に引けを取らない新たな世界観をお楽しみに」
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