第70回全国高校軟式野球選手権大会(日本高校野球連盟主催、毎日新聞社、朝日新聞社など後援)は24日、兵庫県明石市の明石トーカロ球場と姫路市のウインク球場で開幕した。
史上初の4連覇を目指す中京(東海・岐阜)、最多32回の出場を誇る松商学園(北信越・長野)、いずれも初出場の東洋大牛久(北関東・茨城)、東九州龍谷(北部九州・大分)など、全国から地方大会を勝ち抜いた16校が出場。日本一を目指し、29日までの日程で熱戦を繰り広げる。
開催70回目の節目を記念し、開会式では出場校に加え、歴代優勝校32校のうち現存する加盟20校の主将らが校旗を掲げて行進した。
宝馨・大会会長(日本高野連会長)は「100年以上前に日本で初めて行われた軟式野球の文化と歴史を継承しているとの思いと誇りを持ち、存分にプレーしてください」とあいさつした。
早大学院(東京)の萩原大雅主将(3年)は「まだまだ高校野球の夏は終わっていません。ここにいる全員で軟式野球の存在感を全国に示し、勇気を与える大会を作り上げることを誓います」と選手宣誓した。【林由紀子】
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