
毎日新聞は23、24の両日、全国世論調査を実施した。石破茂内閣の支持率は33%で、前回(7月26、27日実施)の29%から4ポイント上昇し、2月の調査(30%)以来、半年ぶりに3割台に回復した。自民党内で要求が出ている党総裁選について、「前倒しすべきだ」は38%で、「前倒しする必要はない」の40%と拮抗(きっこう)した。
内閣支持率は3月から2割台に低迷していた。6月から回復傾向が続いている。不支持率は前回59%から6ポイント減少の53%。内閣支持率の回復傾向が、自民内にある「石破おろし」の動きにも影響を与える可能性がある。
与党が大敗した参院選の結果を受けて、石破首相が「辞任する必要はない」と答えた人は43%で、「辞任すべきだ」の39%を上回った。前回7月の調査では「辞任すべきだ」の方が多かったが、今回は逆転した。
内閣を支持する理由は「他によい人や政党がいないから」が52%でトップ。「首相の指導力に期待するから」は23%だった。支持しない理由は「政策に期待できないから」が39%、「首相の指導力に期待できないから」が38%だった。
次の首相に誰がふさわしいか尋ねたところ、…
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