
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まって3年半となる24日、日本に避難しているウクライナ人らがJR渋谷駅前(東京都渋谷区)に集まり、抗議の声をあげた。侵攻開始直後に在日ウクライナ人を中心に発足した「Stand With Ukraine Japan」が主催。この日はウクライナが1991年に旧ソ連から独立した記念日にもあたり、参加者からは「ロシアとの戦争下でまた独立の日を迎える回数が増えた」と憤りの声も聞かれた。
この夏に来日して日本語を学んでいるソフィア・アルテムチェンコさん(24)は友人と参加。ザポリージャ州にある実家は占領地が近く、「特に夜は攻撃が怖い」と日本語学校を出た後も進学などで日本に残る方針という。「日本でも飛行機の音で恐怖がよみがえることがあります。今日は皆と心のつながりを感じることができた」と話した。【和田大典】
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