京都はラファエルエリアスのハットトリックなどでFC東京に4-0で快勝し、勝ち点51で首位に立った。FC東京は勝ち点30。
〇京都4―0●FC東京(24日・味の素スタジアム)
京都の強さを象徴するのは、後半36分に生まれた4点目だ。
FC東京のGK金承奎が短い縦パスを出したところに、MF松田天馬が素早くプレスをかける。奪ったボールをFWラファエルエリアスが落ち着いて左足で流し込んだ。
前半13分までに獲得した2本のPKを決めていたラファエルエリアスは、これでハットトリック。ラファエルエリアスは「FC東京がパスをつないでくることは分かっていた。練習してきたことが出せた」。曺貴裁監督も「『(相手の)ゴールキックはチャンスになる』とずっと繰り返してきた。運動量が落ちる夏場に体現できたことは、勝利よりも良かった」と評価した。
試合前は暫定6位だった京都が、チーム全体のハードワークが実って一気に首位に浮上した。クラブ初のリーグ優勝に近づくため、重みがある1勝を手にした。【川村咲平】
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