ミュージカルを中心に活躍する女優の新妻聖子(44)が22日、文化放送「くにまる食堂フライデー〜どうした!?一蔵!〜」にゲスト出演。ミュージカルデビューのきっかけを明かした。
パーソナリティーの水谷加奈アナから「ミュージカルの世界に入ったきっかけはなんだったんですか?」と質問された新妻。「それがですね…もともと歌手志望でミュージカルも見たことなかった中で、『王様のブランチ』やらせてもらっていて」と自身の大学時代を振り返った。
「就職しなかったのは、当時大学3年生…学生のうちは歌手につながる可能性があるか、芸能界にいさせていただこうと思って『ブランチレポート』やっていた」と回顧。「ある日突然『レ・ミゼラブル』というミュージカルのオーディションの話しが来るんですよ」と語った。
フランス革命を題材にした名作ミュージカル「レ・ミゼラブル」だったが、新妻はそのストーリーを全く知らず「訳も分からず現場に連れて行かれて“歌ってください”って言われて歌ったら、幸運にも合格させていただいた」と回想。「なんで私にオーディションの話が来たんでしょうか?と聞いたんです。誰も私が歌を歌えることは当時知らない。自分の中に夢としてはあったけど『ブランチ』では歌ってないし」と説明した。
オーディション関係者は「他薦」だったと明かしたといい「“新妻聖子さんをオーディションに呼んだらいいという他薦があった”と。誰からです?って聞いたら“あなたは多分知らないけど、大学の授業で3秒くらい歌を口ずさんだことありますよね”“その時の歌声を強烈に覚えてた人があなたを推薦しました”って。それで私呼ばれたんですオーディションに」と夢のような事実を明かした。
「その後(推薦者と)再会しましたけど、上智大学の帰国子女だけを集めた英語のクラスがあった。全学年から帰国子女だけが寄せ集められた50人くらいのクラスで、当然学年も違えば名前も顔も知らない、連絡先も知らない人も居るクラスの中で、自己紹介をかねて私が3秒くらい歌を歌ったんですって」と新妻。「その歌声をその先輩が覚えてくださってて『レ・ミゼラブル』のオーディション担当者と話す機会があった時に“当時凄く声が奇麗で耳に残ってて。でも知り合いじゃないから連絡先は分からないけど『王様のブランチ』のリポーターをやっているはずだ。その子に声をかけてみたらいい”っていうところから声がかかったんです」と振り返った。
水谷アナから「(大学のクラスで)3秒何歌ったんですか?」と聞かれると「オペラの『ピエタ・シニョーレ』っていう曲です」と答えて歌声を披露。まさかの選曲にパーソナリティーの春風亭一蔵からは「どういう自己紹介?!俺の常識ではない」とツッコまれて笑いが起こっていた。
新妻聖子 大学時代にミュージカルデビューした仰天シンデレラストーリー「“推薦しました”って」
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