俳優の阿部寛(61)、芦田愛菜(21)が24日、都内で行われた映画『俺ではない炎上』(9月26日公開)の完成披露試写会の舞台あいさつに登壇した。
意外にも初共演となった阿部と芦田。芦田は「阿部さんが出演されている作品が好きで。たくさん見させていただいていた。お会いできてうれしかったんですが、シリアスなシーンが多くて、なかなかお話する機会がなかった」と残念がり「また、ぜひお話できるような役でご一緒できたら」と思いを語った。一方の阿部は「やっぱり小さいころの映像をたくさん見ているじゃないですか。大きくなったなと思いました」と正直すぎる感想を明かして笑わせていた。
本作は、第36回山本周五郎賞の候補にもなった浅倉秋成氏による同名小説(双葉文庫)が原作。主演は阿部寛。演じるのは、大手ハウスメーカーの営業部長・山縣泰介。ある日突然、SNS上で“殺人事件の犯人”として個人情報を晒され、炎上の渦に巻き込まれていく。
事の発端は、泰介のものと思われるSNSアカウントから、女子大生の遺体画像が拡散されたこと。まったく身に覚えのない投稿によって殺人犯に仕立て上げられた泰介は、家族も仕事も守ろうと必死に無実を訴えるが、ネットは瞬く間に“炎上”状態に。匿名の群衆が個人情報を暴き、日本中から追われる逃亡生活が始まる。
イベントには、藤原大祐、板倉俊之(インパルス)、夏川結衣、山田篤宏監督も参加した。
芦田愛菜、大好きな俳優と初共演で喜び 阿部寛は成長に驚き「大きくなったな」
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