MatchPHOTO 天皇杯浦和戦 エースの復調と新戦力

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後半、同点ゴールを決めたFC東京のマルセロヒアン選手(手前)と喜ぶマルコスギリェルメ選手=埼玉スタジアムで2025年8月27日、藤井達也撮影
後半、同点ゴールを決めたFC東京のマルセロヒアン選手(手前)と喜ぶマルコスギリェルメ選手=埼玉スタジアムで2025年8月27日、藤井達也撮影

 <8月27日 天皇杯準々決勝 FC東京 2―1 浦和レッズ>

 ようやくエースの顔に笑顔が戻った。

 後半、FC東京のマルセロヒアン選手が値千金の同点ゴール。駆け寄って喜んだのは新たな相棒「マルキ」ことマルコスギリェルメ選手だった。

 この試合の2ゴールはどちらもギリェルメ選手のチャンスメークから。スピードに乗ったドリブルで持ち上がり、ゴールを演出。試合終盤、最後まで相手選手にプレスをかけ続けた。

 「(実戦から離れていたため)90分戦う力はなかったと思うが、チームメイトも頑張っていたしサポーターの応援もあったので、両足をつりながらも何とか頑張れた」。ギリェルメ選手の表情には疲労とともに充実感が見て取れた。

 2ゴールを決め、勝利の立役者となったヒアン選手。ここ数試合は決定機を逃す場面が続き、苦しんでいた。それでも、大事な所で決める力を持っている。「自分にとってもうれしいゴールであり、チームにとっても勝利につながる大事なゴールになりました」

 天皇杯を初めて制したのは2012年元日。ゴール裏のサポーター席ではたこが上げられていた。再び高い所から最高の景色を一緒に見たい。【藤井達也】

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