草彅剛　舞台でシッダールタ「壮大なテーマに立ち向かっていくことにドキドキ」　共演も豪華な顔ぶれ　１１・１５初日

　俳優の草彅剛（５１）が舞台「シッダールタ」（１１月１５日〜１２月２７日、世田谷パブリックシアターほか）で主演を務めることが２８日、分かった。

　今作はドイツの作家ヘルマン・ヘッセの小説「シッダールタ」をベースに、現代を映す舞台へと昇華。草彅が演じるのは古代インドに生まれたシッダールタで、最高位のバラモン階級の子として生きるが、より深い叡智を求めて家を飛び出す。

　草彅は「今作は『人間とは何か』『地球とは何か』『宇宙とは何か』というような、未知なる壮大なテーマを持った作品で、ひとりの人間としてこの壮大なテーマに立ち向かっていくことにドキドキした気持ちです」と意気込む。さらに「自分自身の全力で取り組まないと薄っぺらいものになってしまうと思うので、筋肉を鍛えて頑張りたいです」と力を込めた。

　共演も豪華な顔ぶれ。シッダールタに魅了された青年ゴーヴィンダを俳優の杉野遥亮（２９）、美貌と知性と教養で確固たる地位を築いた高級娼婦・カマラーを俳優の瀧内公美（３５）が演じる。