元フジ取締役・反町理氏 ハラスメント認定後、初めて口を開く「18年前のことが…驚いた」 番組降板謝罪

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 フジテレビ元取締役で、BSフジの報道番組「BSフジLIVE プライムニュース」でキャスターを務めていた反町理氏(61)が1日、YouTubeチャンネル「NEXTV LAB」でYouTubeに挑戦。初めて投稿された動画で「4月に何の説明もなく番組を降りたこと、この件に関しては深くおわびします。すいませんでした」と頭を下げて番組降板を謝罪した。

 元タレント・中居正広氏を巡る問題で第三者委員会がまとめた報告書で、2006年頃の反町氏による後輩の女性社員2人へのハラスメント行為が認定された。反町氏は「18年前のことが今回の中居事案を分析するうえで特筆に値するという第三者委員会の見立てには、正直少々驚いた」とし、「調査を頼んだフジテレビ取締役会の一員である以上、頼んでおきながら出てきた報告書を批判するという立場は取るべきではないと。それが今回の私の立ち位置」と説明した。

 ハラスメント事案については07年に口頭で注意を受けていた。「第三者委員会報告書にあそこまで書かれた以上何らかの処分は出ると思っていたが、会社の判断としては一事不再理で処分はできないとはしたうえで、業務継続の可能性を残していた嘱託契約は6月末で打ち切りということになった。処分はできないけど契約はもう結ばないということでこれが会社の最終的な結論となった」と説明。「それを聞いた時点で自分で今後の道は考えていかなくちゃいけないという覚悟が決まった」と自身の胸の内を明かした。

 「この数カ月、自分で考えてきたことは、これから自分は何をするべきかということ。自分自身としては16年間の『プライムニュース』でやり残したことはある」とし、「4000回の『プライムニュース』で感じてきたこと、このスピリットをより深く、厳しく掘り下げていくことを次の目標にしたい」と意気込み。

 「テレビには放送法という公平性、不偏不党をうたったルールがある。ネットには大きな自由度があるが信頼性の問題があるのではという声もある。私はネットの世界で今後の日本のあるべき方向性をとことん追求していきたい、今はそういう気持ちでいっぱいです」と語った。

 「NEXTV LAB」の初回の動画では「反町理のソコが聞きたい!!」として国民民主党・玉木雄一郎代表にインタビューを行っている。

 第三者委報告書で問題視された反町氏の行為は後輩女性社員2人に対してで、それぞれを1対1での食事に誘い、2人が誘いを断るようになると、過剰な叱責(しっせき)を行うようになったという。問題が報道で明るみに出ると、幹部が女性らに威圧的な態度で口止めしていた。

 反町氏は3月末の問題発覚を受けて「プライムニュース」出演を見合わせ、4月に降板。取締役は3月27日付で退任した。フジテレビは嘱託契約が切れる6月以降の契約を更新しないと発表した。

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