声優の関根明子さん死去　がんと闘病　夫・柴田秀勝が追悼「感謝」　「どうぶつ奇想天外」「ときメモ」出演

　声優でナレーターの関根明子（せきね・あきこ）さんが死去。24年以来、がんと闘病していた。所属事務所「RME株式会社」が2日、公式サイトを通じ発表し、夫で声優、同社の代表取締役会長を務める柴田秀勝（88）も「寄り添い連れあって30余年の長い月日でした」としのんだ。

　事務所は「弊社所属の関根明子ですが、2024年以来、癌と闘病してまいりました。声優として、仕事に対して最大限の努力をしてまいりましたが、寿命も尽き残念ながら永眠致しましたことをご報告させて頂きます。」と報告。

　「生前は大勢の方々にご支援とご愛顧を頂きましたこと、本人もとても感謝しておりましたことを重ねてご報告させて頂きます」と感謝した。

　また夫の柴田もコメントを発表。「妻明子の永眠まで、寄り添い連れあって30余年の長い月日でした。今迄、多くの方々のご厚情に心より深く感謝いたします」と伝えた。

　関根さんはアニメ「魔法使いサリー」（春の女神、オンディーヌ）、「蒼き伝説シュート」（平松しずこ）、ゲーム「ときめきメモリアル」シリーズ（如月未緒）、TBS「どうぶつ奇想天外！」など幅広い作品で声を担当してきた。