野口聡一氏 自民の参院選大敗は「シルバー民主主義の終えん」と指摘「若い世代は自分の党ではないと」

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 宇宙飛行士の野口聡一氏(60)が2日、日本テレビ・読売テレビ系「サタデーLIVE ニュース ジグザグ」(土曜前11・55)に生出演し、参院選で大敗した自民党についてコメントした。

 番組では、参院選後に石破茂首相(党総裁)の責任論を巡って混乱が続く自民党について特集。野口氏は、自民・公明が参院でも少数与党となり、国民民主党や参政党が躍進した選挙結果を受けて「シルバー民主主義の終えんを我々は見てるんじゃないかと。いつの間にか自民党、我々からすると総合百貨店だった自民党が知らないうちにシルバーだけの商品を扱うお店になっちゃって、若い世代からすると買いたいものがない」と指摘。

 「石破さんが記者会見の時にひな壇に並んでいる顔ぶれを見て、若い世代は“これは自分の党ではない”と思うと思う」と話すと、共演の自民党元幹事長・石原伸晃氏もうなずいた。

 「企業のいろんな不祥事の話を取り扱っている」経験から「(不祥事が起きた時に)やってはいけないことは、失敗を属人化してはいけない。そうなってしまった理由を組織に探しなさい、と。組織風土に何があったのか」と説明。「選挙で3連敗した時に“石破さんが悪い”でおしまいにするんじゃなくて、政策で何が悪かったのか、その政策に行きついたシルバー民主主義の何が悪かったのか。そういうところに早く行かないと首を切るだけで終わっちゃうんじゃないか」と話し、石破首相を交代させただけでは自民党の体質は変わらないと指摘した。

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