2022年8月の豪雨で被災したJR米坂線の米沢駅(山形県米沢市)―坂町駅(新潟県村上市)間の約100キロを住民が歩いてたすきをつなぐイベントが9月に開催されることが決まった。主催する「NPO法人えき・まちネットこまつ」(山形県川西町)などが1日発表した。
イベントは一部区間で運休が続く米坂線の早期復旧や沿線の活性化が狙い。NPOによると、初日の9月27日午前6時に米沢駅を出発。10人ほどでグループをつくり、沿線の国道などを歩く。途中の各駅で駅伝形式でたすきをリレーしながら、伊佐領駅(山形県小国町)を目指す。
2日目の28日は伊佐領駅を午前6時に出発し、県境を越えて新潟県側に入り、午後6時に坂町駅へゴールする計画。1人が1区間を歩くことを想定しているが、希望者は複数区間でも歩くことができる。参加無料。
申し込みや問い合わせは、NPOの江本一男理事長(090・1490・8472)まで。【神崎修一】
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