第12期会津中央病院・女流立葵杯三番勝負 挑戦者・藤沢里菜女流本因坊-上野愛咲美女流立葵杯 第2局の7

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1勝1敗で最終局に

 終局は午後5時10分、激闘を制したのは藤沢だった。

 局後、大盤解説会で藤沢は「白130と六子を取られたあたりは自信なかった。黒173のハネに白184のツギで足りないと思っていました。コウになったので難しくなったのですが、最後の最後まで細かくて難しかった」、上野は「先に白176のハネを打っておけば手堅かった。今日の碁は負けパターン(1)みたいな感じです」と、振り返った。

 林八段は「愛咲美さんは白172で参考図、白1のハネならば、分かりやすかった。黒2には白3から5で、白が4、5目リードしていました。里菜さんは黒173のハネから逆転につなげたのは、さすがです。二つのコウを解消した後も、最後まで神経が行き届いていました」と、まとめた。

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