120カ国・地域とEU代表部 過去最多の参列
米国による原爆投下から80回目の「原爆の日」を迎えた6日、広島市中区の平和記念公園で平和記念式典が開かれた。式典には過去最多の120カ国・地域と欧州連合(EU)代表部が参列した。パレスチナが初参列し、パレスチナ自治区ガザ地区への侵攻を続けるイスラエル、イスラエルと6月に交戦したイランも前回に続いて参列した。
広島市は今年から、各国政府代表を「招待」する従来の方法から「通知」する形に変更し、196カ国・地域とEUに案内文を送付。初参列は、パレスチナ、台湾など計4カ国・地域だった。
昨年までウクライナ侵攻を理由に招待していなかったロシアとベラルーシにも案内を通知した。ロシアは欠席したが、ベラルーシは4年ぶりに参列。ウクライナも2年ぶりに参列した。
ロシア以外の核保有5大国では、中国が欠席し、米国、英国、フランスは参列した。【安徳祐】
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