世界でVIP扱い「タイは陸軍と空軍のトップが付いた」
歌手のピコ太郎が5日、テレビ東京系『あのちゃんの電電電波』(火曜深夜2時)に出演。楽曲「PPAP」での大ブレイクと、その収入を明かした。
この日は、ピコ太郎のディナーショーを開催。MCのあのらがピコ太郎を質問攻めにした。
まず「PPAPがバズったと気づいた瞬間は?」と聞かれると、ピコ太郎は「『ジャスティン・ビーバーがツイートした』みたいなのが1番盛り上がったじゃないですか。実は、あれが2016年の9月27日なんです」と回想。「当時はMIXCHANNEL、ミクチャっていうアプリがありまして。そのミクチャで流行るといいな……なんて思ったの」と告げた。
ピコ太郎は、プロデューサーの古坂大魔王がAKB48のメンバーやLiSAなどに「お願いだから、今日の(夜)12時にピコ太郎っていうとんでもないものが上がるから、リツイートして」と頼んだことを説明。結果、瞬く間に大バズリしたそうで、「2週間くらいでもうBTSさんとか、BLACKPINKさんとか、TWICEさんとかがバーッてまねしてくれて……」と感謝した。
その後、ジャスティン・ビーバーのツイートをきっかけに全世界で大注目。16年10月7日には134か国での同時配信を開始した。
ピコ太郎は「2日ごとくらいで何か入ってくるんですよ。『ウガンダの大統領が呼んでるよ〜』とか。『トランプ(大統領)呼んでるよ〜』って」と発言。「ここら辺はすごい正直言いますと……」と切り出すと、「あまり記憶がないです。忙しすぎて」と苦笑した。
続けて、「大体、どの国に行ってもVIP扱いされて、常に警護が付くんです。タイは陸軍と空軍のトップが付いたんです、横に」とコメント。「午前中で40社の取材。午後40社。全部言語が違ったりするんです」とも語った。
収入については「全部、古坂さんにいってますよね」としつつ、「言いたいことは、古坂さんの家がすぐできたんですけど、1階はもう全部スタジオでレコーディングができて。あれを即買ったってことはお察しよ……てことですよね」と表現。「おもしろいのはJASRAC(日本音楽著作権協会)系のお金が入ってくるやつあるじゃないですか」と水を向け、「アフリカの映画に使われましたとか、アメリカの映画に使われましたみたいなやつがブワーっと来るんで、本当ありがたいことに、ドル・円・ペソ、全部いただきました。各通貨で」と笑みをこぼした。
これに共演者たちが驚くと、ピコ太郎は「古坂さんが言ってましたけど……」と前置きの後、よくある一発屋芸人のMAX月収告白について「桁が違うとは言ってましたけどね」と激白。「使いきれないですか? 今もお金」との質問には「いやいや。正直言うと、ガンガン投資してますから」と返し、「家を買ったり、撮影スタジオも。PPAPのお金は1円もないと古坂さんは言ってましたね」と述べた。ENCOUNT編集部
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