timelesz、現体制初の2大ドーム決定　サプライズにメンバー号泣「8人で最高のステージに」【メンバーあいさつ全文】

　8人組グループ・timelesz（佐藤勝利、菊池風磨、松島聡、寺西拓人、原嘉孝、橋本将生、猪俣周杜、篠塚大輝）が6日、全国ツアー『We're timelesz LIVE TOUR 2025 episode 1〜FAM〜』横浜アリーナ公演を開催した。メンバーにサプライズとして今年12月26、27の両日に京セラドーム大阪、来年1月７、8の両日に東京ドームで新体制、そしてtimeleszに改名後初の2大ドーム公演も発表された。

　オーディション「timelesz project」（通称・タイプロ）を経て、寺西、原、橋本、猪俣、篠塚が加入。今年2月に新体制となって以降、初のツアーでは、8都市24公演で24万9000人を動員。横浜アリーナ公演はきょう6日・7日の2日間で3公演を行い、計4万5000人を集める。

　最後のあいさつの前にはモニターにファンネームである「secondz」にちなみ、節目から数えたさまざまな秒数を表示。最終審査や襲名式からなどが現れ、メンバーが神妙な面持ちで見つめていると最後に「timeleszがドームに立つまで秒数が。会場が大きな大歓声に包まれた。

　この完全なるサプライズに松島聡は口を押さえて涙し、猪俣は瞳から光る粒がポロポロ。菊池が「ドームが決まったようです…」と信じられないように告知すると、原の男泣きが大きく映し出され、ほっこりとした笑いが起こる。橋本も目を赤くさせるなか、菊池が改めて日程を読み上げ「timeleszドームが決まりました！」と報告。再び大歓声に会場が揺れ、secondzから「おめでとう！」の声が飛び交った。

　寺西は「目標のひとつではあったけど、こんなにすぐにやらせてもらえるなんてひとえに、みなさんのおかげ」と目を細め、開口一番、「マジか…」とつぶやいた篠塚は「楽しみな気持ちが一番大きい。そのときまでスキルアップしたい」と約束。佐藤は「8人で最高のステージにするのでどうか一緒にドーム公演を楽しんでほしいな」とアツく呼びかけていた。

　会場は“FAM（Family）”をモチーフにした温かみのあるセットが組まれ、Sexy Zone時代を含めてアリーナツアー史上最長24メートルの巨大LEDや可変式のセンターステージ、スケルトンLED、リフターなどを多彩な機構も登場。スタンドトロッコはMV撮影で訪れたハワイでの写真をはじめ、メンバーのファミリー感じられるオフショットをあしらったデザインとなった。

　この日は2時間40分でアルバム『FAM』収録曲を中心に全26曲を披露。自己紹介ラップや、オーディション課題曲なども展開され、新メンバー、オリジナルメンバーが分かれ、それぞれの想いを届けるコーナーも。Interコーナーでは、佐藤と寺西のギター＆ダンス、前職を活かした猪俣のスプレーアート、橋本の“焼き肉”、さらに篠塚が水一気飲みなど個性豊かな演出も用意。

　また、横浜公演では新曲「Steal The Show」も初披露。なお、同曲は現体制初のCDシングル「Steal The Show／レシピ」として11月12日発売も決定し、Blu-ray＆DVD『timelesz project -AUDITION- Special Edition』が12月17日発売、ドキュメンタリー番組『timelesz project ‐REAL‐』が来年Netflixで世界配信されることも発表。さらに、ツアー千秋楽となる静岡公演はファミリークラブオンラインで生配信を予定などサプライズづくしでsecondzを喜ばせた。

■timeleszあいさつ

▼佐藤勝利

改めてtimeleszライブツアー、新体制初のライブツアーにお越しいただき、本当にどうもありがとうございました。ドーム決まったね…。もちろん会場の大きさではないとは思うし、今日のこの公演もたくさん思い出があるし、でもきっとドームでもいろいろな思い出ができると思うし。またたくさん、みんなと思い出作れる機会が増えて、それを発表することができて、僕たちもびっくりしましたけど、本当にうれしいです。改めてですけど、8人全員を好きになってもらえるように、これからも一生懸命パフォーマンスを届けていきたいと思います。8人全員好きになってもらえるように全力でパフォーマンスしていきます。そんな僕達を見て笑顔になってくれたらうれしいです。ドームでお会いしましょう。本日は本当にどうもありがとうございました。

▼猪俣周杜

本日はお越しいただきありがとうございます。まずこのマイク、（プレゼントをしてくれた）オリジナルでくださってありがとうございます。そしてファンの皆さんやすべての人のおかげでこのドーム公演が決定しました。すごくうれしいのと同時に…（涙ぐむ）怖さもあるんですけど。でも8人みんなで絶対成功するので楽しみに待っていてください。よろしくお願いします。ありがとうございました。

▼橋本将生

今日は本当にありがとうございます。ちょっと一人ずつハグしていっていいですか？（と7人順番にハグしていくたびに拍手が起きる。菊池「お前は喪主か？」）。本当に皆さんのおかげで一つの夢だったので…こうして一緒に考えていただいて本当にありがとうございます。これからもたくさん頑張ります。愛しています、皆さんのこと。ありがとうございます。

▼原嘉孝

…俺は今幸せだ〜！これからもっともっと大きな目標に向かって足並み揃えて頑張っていきます。タイプロを経て、複雑な思いを抱えている方はこの中にももちろんたくさんいらっしゃると思います。でもそのことは僕たち8人全員わかってますから。でも誰一人置いていかないので。すぐにゆっくりでいいので。自分のペースで僕たち8人に付いてきてください。この8人で良かったなって。この8人がやっぱtimeleszだよねって思われるように背中を見せていくのでどうかこれからも応援してください。ありがとうございました。

▼寺西拓人

さっきもちょっと話したんですけど初めての仕事は、この横浜アリーナで今こうしてまた最高のメンバーとそれ以上の本当に最高の景色を一緒に見る事ができて幸せです。
そしてドームも、本当にありがとうございます。でももちろん当たり前なんかじゃ絶対なくてドームにあう、ちゃんとドームでライブができるグループに、これからももっともっとなれるように日々精進していきたいと思います。本当に皆さんの、あなたの、あなたがたのおかげです。本当にありがとうございました。

▼松島聡

本日はありがとうございました。そうですね、たくさんアイドル、アーティストがいる中でまずtimeleszを選んでくれたことを心から感謝します。先程のメンバーのあいさつを聞いていて、周杜のちょっと怖さがあるというリアルな声もすごく痛いほど分かるというか、でも僕、そして風磨くん、勝利はそんな怖いという思いを抱いている新メンバーをちゃんと守っていく、支えていくという覚悟で今このステージに立っています。僕はSexy Zone時代ってどちらかというと、末っ子の方で守られてばかりだったんですけど、今この立場になって守りたいメンバーがたくさん増えた事がすごくうれしくもありますし、でもそんな僕に対して風磨も勝利も『そのまんまでいいんだよ』『松島らしくでいいんだよ』って言ってくれる、変わらない思いもすごくありがたく思っていて、なのでこれからも自分も成長しながら8人で成長しながら皆さんに色んな景色を見せていきたいなと思っているので、次はドームかな。ドームで会えることを楽しみにしています。本日は本当にありがとうございました。

▼篠塚大輝

はい、本日はお越しいただきありがとうございます。ドーム決まりましたね。本当に今はやっぱりこの大きすぎる事実を受け止めるのに精いっぱいで、また家に帰ってから本当に何て言うんですかね、色んな感情が押し寄せると思うんですけど、将生がずっとドームに立ちたいって言ってて、タイプロの時から。僕もそれを聞いてから意識してるようになって、本当に何かすごい速さで進んでるなって思います。ただその速さに自分の実力だったりそういったものが伴ってるのかと言われると、正直伴ってるとはまったく思ってませんし、そこが自分の弱点でもあると思っています。これからアリーナもそうですし、ドームもそうですし、その他バラエティー番組だったり色んなところで皆さんの前に立つと思うんですけど、絶対にきょうより魅力的なアイドルになれるように毎日頑張るんでこれからもよろしくお願いします。

▼菊池風磨

皆さん、本日は本当にありがとうございました。大きな発表で僕も戸惑いを隠せませんが、ただドームというステージがまだ早すぎるんじゃないかという声もきっと出てくるかと思います。アリーナのときもそうでした。ただ今回このアリーナに挑むに当たって新メンバーが僕らが仕事してる間にも毎日レッスンに通って足を痛めても腰を痛めても、弱音一つはかずに精いっぱい真剣に向き合ってくれていたことを僕は知ってます。僕たちは知ってます。それに負けてじと僕らも焚きつけられて夜中に集まって遅くまでみんなでコマ送りの映像を見ながらリハーサルしたりなんてそんな日々もあって。でもそれはすごく楽しくて幸せな時間で、だからこんなに努力したんですとか、こんなに苦労してるんですとかそんなことが言いたいわけじゃなくて。どんな困難でもこの8人だったら一つの楽しみとして、思いとして乗り越えていけると思うのでどうか皆さんもそんな僕たちの姿を見て少しでも楽しんでもらえたらいいなと、まだまだ風当たりも強い瞬間ありますし、メンバーからありましたが、課題も山積みです。ただ、大丈夫です。全部うまくいきます。なのでどうかこうやって…ありがとうございます。一つ一つの夢を皆で皆さんとスタッフとtimeleszで、このメンツで追いかけられたらと思います。今日は本当にありがとうございました。