7月スタートの新ドラマがほぼ出そろった。視聴率的にトップを走るのが、松本潤主演の「19番目のカルテ」(TBS系)だ。原作は富士屋カツヒトの漫画。彼の作画による「しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~」は、昨年テレビ東京系でドラマ化され、中島健人が変わり者の主人公・保田理弁護士役を好演していた。
「19番目のカルテ」の脚本を手掛けている坪田文は、綾野剛が患者に真摯(しんし)に寄り添う産婦人科医役を演じ高い評価を受けた「コウノドリ」(TBS系 2015年・17年)を担当している。おそらくそのせいもあるのだろう、患者と真っすぐ向き合う医師の物語と彼女の筆の相性がとても良いように思える。
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