小説家であり医師でもある知念実希人氏が6日、自身のX（旧Twitter）を更新。GACKTがXに投稿した癌に関する情報について、「明らかなデマ」と指摘し、注意を呼びかけた。
GACKTは6日、自らの若さの秘訣について「食事がすべて」とし、「薬の摂取をやめ、食生活を見直してから、一年でカラダの状態が劇的に変わった」と経験談をつづった。さらに、「老ける人、太る人、肌が荒れる人、体調が悪い人、病気の人は、
一度本気で真剣に普段自分がどんな物を口にしているかを調べ見直すべき。先進国でガンが増え続けているのは日本だけ。日本の医学はこれだけ進歩しているのにも関わらずだ。世界的に見ても明らかにおかしい」と持論を展開していた。
この投稿を受け、知念氏は「先進国でガンが増え続けているのは日本だけ」という部分に言及し、「これは明らかなデマですので、騙されないで下さい」と注意を促した。
さらに、「年齢調整を行ったがん死亡率は日本はずっと低下していますし、罹患率も検診が発達した乳がんや前立腺がんは増えていますが、全体的に大きな増加はありません」と説明。出典として国立がん研究センターのデータを挙げたうえで、「高齢化に伴いがん患者の絶対数は増加していますが、それは大多数の先進国で同じです」とつづった。
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